
「高収入・食事付き・航空券提供」の海外求人広告で誘い出し、旅券を奪って詐欺犯罪に動員する監禁被害が2024〜2025年に大きく増えました。以下は、韓国外交部の領事コールセンターの案内、法務部の海外就職詐欺の案内(2025)、自治体の安全案内にある海外での誘拐・拘束への対応要領をもとにまとめたものです。実際に危険なときは、領事コールセンター(+82-2-3210-0404)・112、または現地の緊急通報番号に連絡してください。
1. まず落ち着いて:連絡手段から
- 息を整え、体と荷物に残っているもの(隠したスマホ・充電器・紙)を確かめます。
- 隠したスマホは消音にし、画面の明るさを下げます。見つかれば最後の連絡手段を失います。
- 一緒に閉じ込められた人に、点呼・交代の時間や建物の構造を静かに聞いておきます。
2. 知らせる:領事コールセンターと現地警察
- 韓国外交部領事コールセンター:+82-2-3210-0404(24時間)、カカオトークの「외교부 영사콜센터」(外交部領事コールセンター)チャンネル。名前・位置・状況を短く送れば、現地の大使館・警察につないでくれます。
- 現地警察ホットライン:本人が直接通報するのが原則の国が多いです。状況を英語で短く書き、地図アプリの現在地・連絡先・旅券のコピー・救助メッセージを送ります(法務部の案内)。
- 自分でするのが難しければ、家族や同僚に112・領事コールセンターへの通報を頼みます。警察は大使館・領事コールセンターに事件を知らせます。
- 建物の階数、窓の外に見える塔・川、閉じ込められた人数も一緒に知らせると見つけやすくなります。
3. 耐える:刺激せず、体を守る
- 抵抗せず指示に従い、突然の行動は避けます。目を合わせたり威圧的な表情をしたりせず、質問には短く落ち着いて答えます。
- 会話ができるなら丁寧に、友好的な関係を保つよう努めます。
- 出された食事は食べ、体を動かし、具合が悪ければ薬を頼みます。
- 音・におい・移動経路・加害者の特徴・窓の外の建物を覚えておきます。
- 「友達を連れてくれば解放する」という言葉に乗って知人を引き渡しません。新しい被害者が生まれます。
4. 脱出は確実なときだけ
- 成功が確実でなければ脱出を試みません。塀・窓・川を越える脱出は大けがをしやすいです。
- 外で救出の準備が進んでいるなら、絶望せずに待ちます。
- 別の場所に移されそうな気配があれば、すぐ領事コールセンターに知らせます。
5. 救出作戦が始まったら
- その場ですぐ床に伏せ、手を見せます。
- 警察に駆け寄ったり、荷物をまとめようと立ち上がったりすると、加害者と間違えられることがあります。
6. 抜け出した後:証言と帰国
- リクルーターのアカウントや顔、管理者・警備の特徴、建物の場所を警察に証言します。求人広告・やりとりの記録・写真は証拠になります。
- 旅券を奪われたら、現地の大使館で緊急旅券・渡航証明書を受け取って帰国します。旅券を取りに危険な場所へ戻りません。
7. 事前に防ぐ:海外の仕事の誘いを受けたら
- 観光・ビザなしで入国して働けという誘い、「高収入・食事付き・航空券提供」、メッセンジャーだけで進む採用は疑います。
- 会社・勤務先・ビザの種類を自分で確かめ、旅券のコピーを別に保管します。
- 出国前に家族へ日程・宿泊先・連絡先を共有し、渡航先の危険情報を確認します。
シミュレーションで練習してみる
リストを読むのと、鍵のかかった部屋で思い出すのとは違います。「高収入の海外バイトで監禁」は、これらの判断を時間に追われながら自分で下してみる無料のブラウザゲームです(都市・会社・人物は架空)。ゲームガイドをご覧ください。
参考資料
- 韓国外交部 — 領事コールセンター(+82-2-3210-0404、カカオトークチャンネル)· 海外安全旅行 · 旅券の案内(緊急旅券)
- 韓国法務部 — 海外就職詐欺・監禁被害への対応案内(2025):現地警察ホットラインへの本人による英語通報、位置・旅券のコピーの送信
- 自治体の生活安全案内 — 海外での拘束・誘拐への対応要領(抵抗しない、確実なときだけ脱出、救出時は伏せる、健康を保つ)
- 韓国外交部・警察庁 — 海外の高収入求人による就職詐欺への注意喚起(2024〜2025)
よくある質問
海外で監禁されたらどこに連絡すればいいですか?
韓国外交部領事コールセンター +82-2-3210-0404(24時間)か、カカオトークの「외교부 영사콜센터」(外交部領事コールセンター)チャンネルに位置と状況を知らせます。現地警察ホットラインには、本人が英語で直接通報するのが原則の国が多いです。
家族が代わりに通報できますか?
はい。家族が112に通報すると、警察が現地の大使館・領事コールセンターに知らせます。ただし大使館は本人が居場所を明かして通報することを原則としているので、できれば本人も連絡します。
逃げるべきですか?
成功が確実でなければ試みません。塀・窓・川は大けがをしやすいです。救出の準備が進んでいるなら待ち、救出作戦のときはすぐ伏せます。
旅券を奪われましたが、どうやって帰国すればいいですか?
現地の大使館(在外公館)で緊急旅券か渡航証明書を受け取って帰国できます。旅券のコピーがあると役立ちます。
海外就職詐欺はどう見分けますか?
高収入・食事付き・航空券提供、観光・ビザなしで来て働けという誘い、メッセンジャーだけで進む採用、確認できない会社は疑いましょう。