
「ポンペイ最後の日、18時間」は、ブラウザですぐ遊べる無料の選択式火山サバイバルゲームです。紀元79年、ヴェスヴィオ山の南麓にあるローマの町ポンペイ。もう何日も地面が揺れていますが、人々は「カンパニアはいつも揺れる」と気にも留めません。13時頃、山の上に巨大な雲の柱が立ちのぼります。当時、ヴェスヴィオが火山だと知る人はいませんでした。



あの日はこう進みます
噴火の経過は、小プリニウスが歴史家タキトゥスに宛てた手紙(6.16と6.20)と火山学の研究(1時間に約15cm降り積もった軽石、翌朝の火砕サージ)に基づいています。正しい選択は、今日の火山防災の指針(アメリカ地質調査所、国際火山健康被害ネットワーク、イタリア市民保護局)に従っています。1プレイは3~4分です。
- あの日の朝:カタカタ鳴る貯蔵用の壺、家の祭壇、そしてひと言 —「今日は逃げましょう」。
- 13時、雲の柱:1.7秒の反射 — 身を低くするか、外へ飛び出して見上げるか? 石が届く前に、枕を頭に縛りつけられるか?
- 軽石の雨:白い石が1時間に約15cm積もっていきます。水・ランプ・布を用意し、仲間を呼び、道を選びます。東のヌケリアへ、南のスタビアエへの海沿いの道、港の船 — それとも家の奥の部屋か。
- 漆黒の夜:暗闇の中を一列で歩く、揺れる地面で滑る荷車、「神々は去った」という叫び、軽石を山と積んだ宿屋の屋根、灰を払うこと、そしてうわさ —「石が止んだ、家に帰ろう」。
- 夜明け:山から黒い雲が転がり下りてきます。あなたはポンペイからどれだけ離れているでしょうか?
その時代の常識と、今わかっていること
時代シリーズの核心は、当時の人々が信じていたことと今わかっていることのぶつかり合いです。神殿に供物を捧げる、一番頑丈な部屋に隠れる、銀を持ち出す、船を待つ — それがあの日の常識でした。正解(「早く逃げて!」)を言い張ると、人々はあなたを神々を侮辱する変わり者と見始めます。疑いが高まると、隣人たちが松明を手に戸口に集まってきます。結果画面には「その時代はこう信じた → 実は」カードが表示されます。
体で操作する2つの場面
1プレイにつき最大2回、選択肢を選ぶ代わりに体で行動する場面があります。灰の中での呼吸(光が一番明るくなるたびにリズムよくタップ — あわてて連打すると灰を吸い込みます)と、灰を払い落とす(4秒間すばやく連打 — 何度も立ち上がって灰を払わなければその重みに押しつぶされていただろう、とプリニウスは書いています)。タッチ・マウス・スペースキーのどれでも操作できます。
あの日の知らせと悪党アウィディウス
スマホの代わりに聞こえてくるのはあの日の知らせです。街のうわさ、使い走りのプブリウスが聞いてきたこと、城門の布告(架空)。本当のうわさもあれば、そうでないものもあります。占い師を装ったラバ車の貸し屋アウィディウスは、「石がよけていく」お守りや「港の船まで」の荷車の席を売りつけ、夜には空き家の銀を狙います。「船は本当に出せるのか?」と問い返し、見たものを覚えておけば、彼の正体を暴けます。
ストーリー、ランダムな状況、特技
ストーリーはあの日の経過どおりに進みます(13時に雲の柱、13時半頃から軽石、翌朝6時半頃にサージ)。ランダムな状況では、朝の長さ・夜の地震・うわさ・サージの到達時刻が変わります。キャラクターは毎回新しい名前と特技を持ち、特技ごとに専用の選択肢が開きます。
- 🩺 産婆の助手傷を清潔な布できちんと包める · 怯えた人を落ち着かせる
- 🔧 瓦職人梁の音で屋根がもつか分かる · 柱で一時的に支えられる
- 🦺 ミセヌム艦隊の退役水兵風と波を読む — 船が出せるか分かる · 話がうまい
- 📦 穀物倉の番人水袋と灯油のありかを知っている · 荷造りが早い
- ☕ パン屋の職人パンと水をたっぷり持っている · パンひと切れで人をなだめる
- 🔦 城門の門番いつも松明を持っている · 城門と道に詳しく、群衆の扱いに慣れている
- 💻 蝋板の書記何日も揺れを蝋板に記録してきた · 数字で人を説得する
- 📢 選挙ポスターの壁書き職人壁に大きな字で案内を書き出す · うわさを文字で正す
- 🛋️ 仕事を探しに来た日雇い持ち出す財産がない — 身軽だ · 野宿には慣れている
- 🚴 ラバ追い田舎道の近道を知っている · 歩くのが速い
- 🧹 縮絨工房の職人工房の布をたっぷり持ち出した · みんなの鼻と口を覆ってあげる
同じ顔ぶれ、違う時代
サバイバルシリーズでおなじみの顔ぶれが、紀元79年のポンペイの人々として登場します。金庫と蝋板の帳簿を何より大事にする縮絨工房の主人フォルトゥナトゥス爺さん、気弱な末っ子の見習いセプティマ、薬草の袋を持つ隣の産婆コルネリア、そしてどんなうわさも真っ先に聞きつけるパン屋の使い走りプブリウス。服装は1世紀のポンペイの壁画と服飾史に従っています(トゥニカとパッラ — そして眼鏡はなし)。
12の隠しミッション
1プレイごとに3つのミッションがひそかに選ばれます。画面には表示されず、達成した瞬間に一行の通知が出て、結果画面ですべて明かされます。例:頭を守る、日暮れ前に城門の外へ、暗闇の中で一列に、金庫より人、アウィディウスを暴く、戻らない、時代の先を行く人。
12の生存タイプ
生き延びると、あなたの行動でタイプが決まります。友だちと結果を比べてみましょう。
火山避難の教科書早く、遠くへ、頭と口を覆い、崩れそうな屋根の下にはいなかった。2000年後の正解そのままだ。
日暮れ前に逃げた人「臆病者」と言われながら城門を出た。その時刻に逃げた人たちが一番多く生き残った。
時代の先を行く人正解を貫きながらも、追い詰められなかった。言葉より行動で人々を連れ出した。
枕をかぶった人滑稽だった。でも、石の雨の中で頭を守ったのはその枕だった。
灰払いの達人座るたびに立ち上がって灰を払った。その重みに埋もれた人もいた。
暗闇の明かり番帯をつないで一列に。漆黒の中で誰ひとり見失わなかった。
偽占い師を暴いた人「船は本当に出せるのか?」その一言で、アウィディウスの商売は終わった。
末っ子の守り手立ちすくむセプティマを引き寄せ、北へ駆け出そうとする手をつかんだ。
支える人足首をくじいたおばさんを置いていかなかった。遅かったけれど、一緒だった。
満身創痍のサバイバーひどいけがをしたが、生き延びた。灰をかぶったままヌケリアにたどり着いた。
冷静なサバイバー大きなミスなく、ポンペイ最後の日を生き延びた。
運任せサバイバーその時代の常識に多く従ったが、生き延びた。次も運がいいだろうか?12の死に方
命を落とすと、どの選択が原因だったかがタイプで分かります。
頑丈な家を信じた人「奥の部屋は安全だ。」屋根の上には軽石が背丈以上積もっていた。
夜明けまで残った人石の雨には耐えた。明け方に転がり下りてきた黒い雲には耐えられなかった。
船を待った人船は来なかった。風が逆向きに吹いていた。
引き返した人「石の雨が止んだ。」軽石が止んだ後に、もっと恐ろしいものが来た。
神殿の階段の人供物を捧げる列は長かった。逃げる時間は短かった。
屋根に登った人軽石は足もとでビー玉のように転がった。
頭をむき出しで出た人枕ひとつで足りたのに。
溝に横たわった人疲れ果ててくぼみに横になった。重いガスは低い所にたまっていた。
灰を払わなかった人ちょっと座って休んだだけだった。灰は休まず積もり続けた。
暗闇の中の人漆黒の中、荷車と石と分かれ道。明かりひとつ、手ひとつが足りなかった。
金庫を引きずっていった人一生かけて貯めたものだった。その重さの分だけ、歩みが遅れた。
アウィディウスについていった人銀貨2枚の「港の船」。船は最初からなかった。ゲーム(と現実)で生き延びるための10のコツ
- 群発地震などの前兆を軽く見ない。今日では観測所が火山を監視し、警報が出れば住民は避難します。
- 早く、遠くへ。火砕流は走って逃げきれません。届く前に逃げることが唯一の方法です。
- 頭を守る。石が降るときは枕 — 今ならヘルメット。
- 鼻と口を布やマスクで覆う。灰の中ではゆっくり一定に呼吸します。
- 灰の重い屋根の下に避難しない。梁がうなったら外へ。
- 戸が埋まる前に出る。
- 暗闇では一列で動く。明かりを守り、名前を呼び合います。
- 谷とくぼ地を避ける。火砕流は谷に沿って流れ、火山ガスは低い所にたまります。
- 来ない船を待たない。
- 「もう終わった」という言葉で戻らない。当局が安全だと言うまで待ちます。
現実の心得はポンペイの教訓から学ぶ火山噴火の避難ガイドにまとめています。
結果を友だちに送ろう
1プレイが終わったら名前を入れて結果をシェアしましょう。友だちには画像カード付きのリンクが届き、そのまま挑戦できます。このゲームは、過去の大災害に放り込まれた普通の人々を描く時代シリーズの一作です。年代順で次は1348 黒死病の都です。
よくある質問
ポンペイのゲームは無料ですか?
はい。課金・インストール・広告のない無料のブラウザゲームです。スマホ・タブレット・PCで遊べます。
ポンペイ最後の日には、実際に何が起きたのですか?
13時頃、ヴェスヴィオの上に巨大な雲の柱が立ちのぼりました(小プリニウス)。ポンペイには軽石が1時間に約15cm降り、翌朝までに約2.8m積もり、翌朝には火砕サージが町を襲いました。これまでに1,100人を超える犠牲者の遺骨が見つかっていますが、住民の大半はそれ以前に逃げたと考えられています。
噴火は8月24日ですか、10月24日ですか?
プリニウスの手紙の写本から、伝統的には8月24日とされてきました。2018年にポンペイで見つかった炭の落書きから10月説が出ましたが、学者の間ではまだ意見が分かれているため、ゲームでは単に「あの日」と呼んでいます。
1プレイにどのくらいかかりますか?
ふつうは3~4分です。18時間が圧縮された時間で流れ、何かが起きたときだけ止まります。
どうすれば生き延びられますか?
早く逃げて、火山から離れる方へ向かいましょう。頭と鼻・口を覆い、軽石の積もった屋根の下にとどまらず、船を待ったり引き返したりしないこと。あとはゲームで確かめてください。
常識カードとは何ですか?
結果画面に「その時代はこう信じた → 実は」カードが出ます。例:「一番頑丈な部屋に隠れていれば過ぎ去る」— 実は、確認された犠牲者の約38%は軽石の重みで崩れた屋根の下で亡くなりました。
直感で選ぶと、どのくらい生き残れますか?
ボットの試験では、直感で選ぶプレイヤーの約87%が命を落とします。今日の火山防災の心得どおりに選べば、全員が生き延びます。
ほかのエピソードはありますか?
はい。時代シリーズ(1348 黒死病の都、中世の籠城の一夜、タイタニック1912、ロンドン大火1666)のほか、脱出・戦争・遭難・災害シリーズがあります。